今回の公演の美術を担当しています。本田萌子です。
縁劇集団ムコウミズ「パブリックエネミー」の初日まで約1ヶ月となりました。コロナ対策で稽古場の人数も制限しているため、まだ稽古を見れていないのですが、美術の準備も進めつつ、今日の稽古では何してるのかなとか、あそこのシーンどうなるのかな、とか考える日々です。
話は変わりますが、最近思い立って一重の目を奥二重にしてみました。今更かなぁなんて思っていたのですが、自分に無いものにやっぱり憧れがあって。
最近のアイプチの性能には驚きました。何より、たった一本、瞼に線が入っただけなのに、なんだか少しだけ息がしやすくなったような気がしています。
もちろん、一重よりも二重の方が良いとか言いたいわけじゃありません。自分の瞼に今まで無かった線が生まれたことを、誰に見せるわけでもないけれど、一人で楽しんでいるだけで。ただ、こんな微々たる変化でも、気持ちが前向きになるもんだなぁって思ったんです。
「自分の機嫌は自分で取れ」なんて言いますが、自分で取れる機嫌もあれば、誰かに背中を押してもらいたい時もあると思うんです。このご時世だから尚更。
皆さん是非観に来てください!と心から言える状況ではありませんが、観に来てくれる人がいることに、私は背中を押されています。
無事にお届け出来るよう、頑張ります。
2021年2月18日
縁劇集団ムコウミズ
舞台美術 本田萌子
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